思い出の昭和、そして上月町
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(第18話)ビートルズ

私がビートルズの名前を知ったのは小学4年生のころでした。1966年の6月某日、ザ・ビートルズは来日しました。武道館でのライブをテレビ放送していたのを覚えています。
当時、親父が白黒テレビのチャネルをガチャガチャとまわしていました。ちょうどそのとき「ヘルプ!!」と叫んで歌っていたポールの顔(この曲のリードボーカルはジョンです。当時はそのように見えていたというのが正解です。)が大写しになっていました。
その瞬間「しょうもな」という親父の舌打ちとともにあっという間に他のチャネルに回されていました。ですから「ヘルプ!」と歌っていたその瞬間のみがビートルズを観た最初だったのでした。
それから小学生の6年生の秋のこと。「マジカル・ミステリー・ツアー」という映画を日曜の昼下がりに流していました。これがビートルズかあー、と一人で悦に入って観ていたとき、お隣の次男君が縁側から声をかけてきたので、ついそのままテレビから目が離れてしまい、結局前編観る事ができませんでした。
その観れなかった悔しさから、「マジカル・ミステリー・ツアー」のレーザーディスクを買ったのは約20年以上経ったころのことです。(内容はいまいちだなあ・・・・)
それからしばらくビートルズから縁が遠のき、そのかわり前述した日本のグループ・サウンズにはまってしまっていました。
それからの再会(?)は中学1年生の春でした。お袋に買ってもらった6石トランジスタラジオで聴いた「オブラディオブラダ」が再会といってもいい曲と思える出会いでした。
それからというもの、ビートルズ大好き人間になっていきました。しかし残念ながら中学2年生の春、解散を知らされたのです。
ビートルズが現役である時代をリアルタイムに知っていたという事実は、何かうれしいものがあります。
さて、私の一番好きなアルバムは・・・・、「AbbyRoad(アビーロード)」です。どの曲もすばらしいできだと思いますが、もっと凄いのはB面です。あの連続で演奏される一連のトラックは十分に当時の私を狂喜乱舞させたものです。
充分にオトナになった今、当時買えなかったアルバムがCDアルバムとして買える歳になっています。しかしなまじっかLPレコードを中途半端に持っていますので、なかなかCDとして買いなおすのもなんだかなあ・・・という感じで「好きだ」といっているのにもかかわらず全てのアルバムをそろえきってもいない状況がいまだに続いています。
しかし、当時に買ったLPレコードを聴きますとCDではない喜びを感じてしまうのも事実です。
現在でも当時買ったLPレコードを聴くことができる環境を維持していますが、今となってはCDで買い集めるのが現実的でしょうね。
<<2005.09.01記>>
(来日日に勘違いがありましたので、6月某日と書き直しました)
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